「インドネシア語の通訳者です」というと、「インドネシア語の通訳ってお仕事あるんですか?」と質問される方がいらっしゃいます。口にこそ出さないものの、心の中ではそのように思っていらっしゃる方は多いと思います。今、通訳者として駆け出しの方にも、そのような不安に駆られる方がいらっしゃるかもしれません。
過去約20年の間、インドネシア語通訳者として仕事を続けてきましたので、大きな声でいえます。「インドネシア語通訳者ならやっていけます。」と。
ただし、私は運が良かったと思います。ですから、すべてのインドネシア語通訳者が食べていけるという保証はありません。私自身についても、保証があったわけではありません。他の言語でも、他の分野でも同じことがいえると思います。ただ、ずっと続けていれば、仕事はあると思います。少なくとも私個人についてはそうでした。
振り返ってみれば、リーマンショック後など、通訳のみの収入では厳しい時期があったことも事実です。現在のコロナ禍も、通訳者にとっては大打撃となっています。
訪日者が激減しているわけですから、通訳をする機会そのものが激減しています。人が集まる大きな会議やイベントも開催されません。ですから、通訳者は、今も依然として苦しい状況にあります。個人的には、リーマンショック時の次に仕事が少ないという印象です。
リーマンショック時は半年ほど仕事が途絶えました。一方で、新型コロナウィルスによる通訳業務への影響については、私自身は2020年2月に感じ始め、2021年6月現在も続いているので、圧倒的に現在の方が長期間にわたっています。
では、なぜ今回が一番厳しいのではなく、リーマンショック時の次に厳しいと感じているのでしょうか?
答えは、「仕事の幅が広がり、リーマンショック時よりは仕事があるから」です。
おそらく、他の少数言語の通訳者の方々も、コロナ禍の影響が続いている現在は、似たり寄ったりの状況にあるのではないでしょうか。(英語の場合は、世界中の国々を相手にリモート通訳の可能性がありますので、少し状況が異なると思います。)
コロナ禍の状況を生かして、仕事の幅を広げるという観点で参考になる点があるかもしれませんので、ここではこの1年余りの私の経験をお伝えします。
コロナ時代に私が対応した仕事
では、具体的にどのような仕事があったのでしょうか。
2020年2月から現在までに、一部の対面通訳や大学非常勤講師のほかに、主に下の6種類の仕事がありました。時間の流れに沿って記載します。
①翻訳
②オンライン講座
③音声収録
④リモート通訳
⑤介護福祉士候補生への指導
⑥字幕監修
それぞれの業務について
①翻訳
運が良かった、の一言に尽きます。コロナ禍以前に依頼されていた翻訳業務がありました。テキスト1冊分だったので分量が多く、ハードでしたが、コロナ禍で通訳業務が激減したため、通常より時間をかけて作業を進めることができました。私は翻訳より通訳の方が好きなので、「やる仕事が翻訳しかない」という状況は、私にとってはプラスになりました。
②オンライン講座
オンライン講座は、ホームページを作る前から細々と行っていました。ホームページで「通訳養成講座」の案内を載せたところ、それ以前から行っていた中級レベルの講座以外に、上級レベルの方を対象にした「通訳養成講座」を、第1期、第2期と開講することができました。
オンライン講座なので、日本のどこにいても、海外にいても、参加することができたのが良かったと思います。(ちなみに、有償・無償ボランティアの医療通訳などに従事されている方にも、通訳の基礎を学べるのでお勧めの講座です。)オンライン講座については、ホームページを制作したタイミングが良かったと考えています。
③音声収録
例年は集団研修を実施していたクライアントが、感染防止のために密を避けるという観点から、動画を利用して研修を実施することにしました。そのため、現場で通訳していた内容について、講師の講義内容や実技を録画したものにインドネシア語音声を入れるために、インドネシア語による音声収録をすることになりました。全く初めての経験で、戸惑うことばかりでした。
④リモート通訳
ホームページを立ち上げた当初は、リモート通訳は基本的に自宅で行い、日本各地、さらにインドネシアをつなげるものとイメージしていましたが、実際には、自宅以外にも、クライアントやエージェントが指定する場所まで出向いてリモート通訳をすることも多くありました。
⑤介護福祉士候補生への指導
ホームページでは「参加者が10人集まれば、1人500円です」と案内していましたが、「私一人ですが、5,000円払うので教えてください」という介護士から依頼を受け、月に1回指導をしています。介護福祉関係の通訳・翻訳経験が長く、基本的なことは分かるため、日本語の読み方、意味、語彙の説明やテキストの解説、質問への答えなど幅広く対応しています。
⑥字幕監修
シリーズもののオンライン・トークイベントの通訳を依頼され、後日、イベントを動画でアーカイブに保存するために字幕を付けるという流れで、字幕監修という業務が発生しました。こちらも初めての経験で、現在も進行中ですが、戸惑うこともあります。
①の翻訳は、今回初めての作業ではないため、またいずれ、別の機会に記します。
②のオンライン講座については、これまでのブログで少しご紹介していますので、割愛します。
残りの4つの業務は、コロナ禍以降に経験したことですので、この新たな業務について順にお伝えします。
まず、音声収録からはじめます。ここでお伝えしたいことは、これまで経験がない分野の依頼を受ける際に気を付けるべき、次の2つのポイントです。
①根拠をもって見積もりを出せるようにすること
②予想以上に時間や手間がかかる可能性を想定して、必要に応じてクライアントと協議できるようにすること
音声収録
音声収録を依頼された背景は、上に説明した通りです。
本来であれば同じ教室内で、講師が講義をしたり、実技をしたり、演習を行ったりするはずが、演習は密になるという理由で、動画を中心として研修を実施することになりました。それにあたり、例年、通訳を依頼されている関係で音声収録業務を依頼されました。
困ったこと
①自分の声
音声収録の打診を受けた際、まず頭をよぎったことは、自分の音声を録音することに対する抵抗感でした。同じことを感じる方は多いかもしれませんが、録音された自分の声を聴くと耳をふさぎたくなります。そのような声を延々と聞かされる人がいることを想像するだけで、気が滅入ってしまいました。
②分量が多い
日本語だけで15時間の分量の音声収録とのことでした。15時間分の音声収録に何時間必要なのか皆目見当がつきません。また、納期までにその分量の音声収録を無事にこなせるのかどうかすら、まったく見当がつきませんでした。したがって、見積もりを依頼された段階で、「未経験の業務については見積もりが出せない」という問題に直面しました。
解決方法
①の、自分の声については、通常の通訳でも自分の声を延々と聞かせているわけですから、録音したところでオーディエンスが聞く声は変わりません。オーディエンスにどのような声を聞かせているのかについては、よくよく考えると、普段から反省すべきことでした。
それでも、録音した自分の音声を聞くのは、やはりかなり抵抗がありました。
その時に、海外での通訳業務で数年前にご一緒させていただいた、ベテランの英語通訳者の方のお話を思い出しました。
業務終了後に夕食をご一緒したのですが、その方は、お話も興味深かったのですが、それはそれは声が美しかったので、どのようにトレーニングされているのか思わず伺ってしまいました。
すると、「昔、『通訳をするなら、イヤホンで自分の声を何時間聞いてもうっとりできるくらいじゃないといけないですね。声も商品ですから、汚い声をお客様にお聞かせするわけにはいきません』と先輩に叱られた」というお話を教えてくださいました。
私の声はまだまだですよ、と謙遜されていましたが、英語通訳者はそこまで考えているのか、と改めて努力のレベルの違いを認識しました。
そうした経緯があったので、これは、自分の発声について考え直すいいきっかけだと思い直すことにしました。そこで、ボイストレーニングの先生を探すことにしました。
②の、分量が多いという問題については、サンプルのスクリプトがありましたので、それを使って、実際にかかる時間数を測り、全体でどのくらいの時間がかかるのかを計算し、それに対する妥当な料金を考えることにしました。
試行錯誤1
クライアントは、予算の問題だと思われますが、「スクリプトか動画を見て、通訳するときのようにインドネシア語にしてもらえればよい」と求めていました。そこで、工程を書き出しました。この段階ではサンプルとしてスクリプトしか受け取っていませんので、日本語のスクリプトを見ながら訳出するのに必要な工程です。
①録音開始ボタンをクリックする ②スクリプトを見ながら訳出する ③録音終了ボタンをクリックする
そして、そのようにやってみました。すると、思いのほか、フィラー(「えー」、「あの」などのつなぎ言葉)が多くなっていることが分かりました。スクリプトを見ながら通訳をするのは、サイトラ(サイト・トランスレーション)と同じ原理になります。私自身はサイトラは比較的慣れており、日尼(日本語からインドネシア語への訳出)は得意な方なので、なぜフィラーが多くなったのか、改めて考えてみました。
分かったことは、通訳する内容に専門用語が多いということでした。講義では、事前に準備した原稿通り読む講師はいますが、テキスト通りに専門用語だらけの文を読む講師はいません。ふつうは、テキストの内容をある程度かみ砕いて講義の内容にします。それが、いただいたスクリプトはほぼテキスト通りなのです。ですが、テキストと全く同じというわけではありません。
今回は、介護に関する内容でした。研修参加者は看護分野の知識を有していますので、通訳をするにあたり、日本語を聞いてすぐにインドネシア語で出せるようにすべき専門用語があります。この分野では、「片麻痺」、「肢体不自由」、「血管性認知症」、「白内障」などの用語や「毛細血管」、「前頭葉」、「尾骨」などの体の部位の名称などがあります。しかし、もう少し専門的な病気の名称や「先天性」、「後天性」など、確認しないと適切な訳語を出すのが難しい用語も多くありました。
訳出が難しい日本語の例
例えば、「介護老人福祉施設」と「介護老人保健施設」は、言葉は似ていますが、意味していることは全く異なります。このように、日本語では似ているけれど、きちんと訳し分けないと聞き手が混乱する用語がありました。
他に、日本語では、仰向けに寝ている状態でお尻にかかとをくっつけるようにしてひざを曲げることを「ひざを立てる」といいますが、インドネシア語では「曲げる」と言わないと伝わりません。このように、知らないと適切に訳出できない表現もあります。
また、「できるところまでやっていただいてください」というのは、利用者に「お願いする」のか、「声をかける」だけなのか、「空気として利用者がそうしないといけないと感じるように仕向けるのか」、どの程度まで要求しているのか曖昧な表現です。通訳する際にはある程度明確にして伝える必要があるので、どのように表現するのが適切なのか悩んでしまいました。
さらに、「左前」、「右前」、「前身頃」、「顔色がいい」、「整容」、「深く座る」、「足の付け根」、「ひざ折れ」、「矢継ぎ早に」、「壮年期」、「難病」などは、適訳があるわけではなく、説明をしないと理解が難しい表現です。
まだあります。インドネシア語の定訳がなく、英語のままでよい「認知症」や「脳性まひ」などの用語もあれば、概念として日本では広く知られているけれど、インドネシアではあまり知られていない「中核症状」や「異食」などもあります。このようにインドネシアではあまり知られていない用語についてはどの単語を当てるのか、頭に入っていないとその場では訳せません。
そうしたちょっとしたところで、その都度、一瞬止まってしまいます。そうすると、その続きから再開するのではなく、録音をし直したくなります。録音をし直す場合は、用語を確認してからになるため、結果的に想定以上に時間がかかってしまいます。
講師が隣にいるわけではないから無理
見積もりのために各工程にかかる時間を測る過程で、今回の内容では、クライアントが求める「その場で通訳するようにして収録すること」、長いので「通訳もどき」としましょう、は現実的ではないと判断しました。
隣に講師がいる場合は、空気感を感じられます。講師自身が参加者に理解してもらえるように言葉を足します。誤解が生じそうな内容であれば、私から講師にその場で確認することもできます。
しかし、スクリプトを読んで、あるいは、動画で流れてくる講師の声をまとまりで止めて、通訳もどきをするというのは、内容も関係していると思いますが、クライアントが想定していたほど簡単なことではありませんでした。そこで、時間がかかることは覚悟のうえで、ざっと翻訳して、それを読み上げることにしました。
試行錯誤2
一方、「翻訳読み上げ」で必要だと考えた工程は、次の4工程でした。
①翻訳する ②録音開始ボタンをクリックする ③読み上げる ④録音終了ボタンをクリックする
①の翻訳に時間がかかりますが、その後はスムーズにいきそうです。読み上げるというのは、先ほどのトライアルの後ではとても魅力的に感じられました。時間もないので、早速取り掛かりました。
まず翻訳し、それから翻訳したものを読み上げました。ところが、一文が長い場合は、事前に一度目を通してから読み上げないと、イントネーションが不自然になってしまうことに気が付きました。
日本語でも、初見で少し硬い内容の文章を読むと、途中でつまづくことがありますが、そのような感じになってしまいます。また、自信がなくなると声が小さくなってしまいます。ですから、読み上げる前に「さっと目を通す」という工程が加わりました。
①翻訳する ②さっと目を通す ③録音開始ボタンをクリックする ④読み上げる ⑤録音終了ボタンをクリックする
ここで、見積もりを出すことにしました。
見積もりについての考え方
ここまでが見積もりを作成するために行ったことです。ここまでの作業時間に対する報酬はもちろんありません。ですから、初めて請け負う作業について事前に見積もりを出すためには時間がかかるということがお判りいただけると思います。
もちろん、業務を進めていくうちに作業効率は上がりますので、見積もりを作成する段階でそれを見込んでおく必要があります。
時間はかかりますが、根拠に基づいて計算しているため、先方にもきちんと説明できますし、条件が合わないと考えてお断りする場合も、迷いがなくなります。今回のように分量が多い場合は、事前にこのようなトライアル作業をして大体の所要時間や、作業工程を把握しておくことは大変重要だと考えています。
分量がそれほど多くない場合、あるいは納期が短い場合は、一式で引き受ける可能性もあると思います。
ただ、その場合であっても、どの作業に対していくら、という目安のようなものが自分なりにあると良いのではないかと考えています。
ですから、新しい業務を依頼されたときのポイントはこちらです。
①根拠をもって見積もりを出せるようにすること
試行錯誤3
見積もりの時点ですでに先方が提示した納期では間に合わないと思われましたので、納期を伸ばしてもらうなどの交渉をし、業務を引き受けることになりました。ようやく作業を開始しましたが、またまた想定外の問題が発生しました。
工程には問題ありませんでした。事前に検証し、読み上げる方法を採用したことで、聞きやすさに意識を集中することができたためです。
ボイストレーニングの先生に、どのように読むと聞き手に伝わりやすいのか、ということも教えていただきました。
日本語とインドネシア語の違いはありますが、意識するのとしないのとでは、自分でも違いが分かるくらいに聞きやすくなっていました。また、翻訳の過程で用語も確認済みなので、迷いがなく、声が小さくなるようなこともありません。
ところが、まず1章分翻訳し、それから1章分読み上げようとしたところ、途中で声がかすれてきました。普段から発声を意識していなかったので、声帯が酷使されてしまったのです。
そこで、ボイストレーニングの先生に、長時間話しても疲れにくい発声方法を教えていただきました。読み上げる前に、ウォーミングアップを行うこと、読む際に何を意識して声を出すのか、声帯が疲れないように声を出す方法など、丁寧にきめ細かく教えていただきました。
おかげで、1章分とはいきませんが、始めに取り組んだ時よりも長い時間、通る声で読むことができるようになりました。
(ただし、読み上げるときだけでした。通訳をするときは通訳に集中してしまい、発声を意識することができていないので、相変わらず耳をふさぎたくなるような声です。こちらはまだ修行が足りません。)
そうして喉を休めながら作業を進めていたところ、伸ばしていただいた納期にも間に合わないくらい時間がかかってしまいましたが、声が出なくては収を続けることができませんので、仕方ありません。
フリーランスですから、もともといつが休みということもないのですが、年末年始返上で毎日収録に励みました。
結果的には、何とか収録を終わらせることができました。
感想
そのようにして収録した音声を入れて編集した動画は、無事に研修で使用されました。
ありがたいことに、クライアントから「音声は明瞭でスムーズで、やはり大変聞きやすいものです。インドネシア語を理解できない私でも、明らかに違いがわかります。」、「通訳音声は、もう本当に別格でした。私の対応が遅かったり、色々と失礼があったと思いますが、それでも見捨てずに辛抱強く、高いプロ意識でご対応下さったこと、本当に感謝しております」とフィードバックをいただきました。
さらに、私が聞き出したわけではなく、たまたま感想を聞く場に居合わせたのですが、研修受講者からは「動画の出来が良かった。大変分かりやすかった。実際に演習ができればそれに越したことはないが、できなかったことができるようになる内容だった。」と口々に高評価をいただきました。こちらは音声やインドネシア語に対する評価ではありませんが、よく理解できたというひとつの目安になるかと思い、ご紹介しました。
まとめ
初めての業務で分からないことだらけで、しかも納期はずいぶん遅れてしまいましたし、クライアントにもご迷惑をおかけしてしまいましたが、動画としては何とか間に合いました。
また、クライアントからもユーザーからも喜んでいただけたことが、何より嬉しかったです。
かかった作業時間を考えると受け取った金額は見合わないのかもしれません。その理由は、クライアントも、依頼を受けた私も、初めての業務内容で、どの作業にどのくらいの時間がかかるのか把握できていなかったからです。見直すべき点もありますが、初めての仕事についての考え方も人それぞれだと思います。今回も、信頼関係がないクライアントからの依頼だった場合は、お断りしていたと思います。
また、契約書作成時点で、「納期」、「業務に関する責任の範囲」、「納品物が契約の内容に適合しない場合の措置」、「納品物に関する権利」、「疑義等の解決」などが盛り込まれていることを確認し、必要に応じて作業工程、作業にかかった時間等を一覧にし、クライアントと協議を進めてきました。
フリーランスとして、そのような形で業務を進めることは重要だと考えています。
結論をお伝えします。コロナ禍の最中であっても収束しても、未経験の業務依頼があった時には、次の2点に気を付けると良いと思います。
①根拠をもって見積もりを出せるようにすること
②予想以上に時間や手間がかかる可能性を想定して、必要に応じてクライアントと協議できるようにすること
見積もりを出すのは面倒だ、いくらが適正価格かわからない、という声はよく聞きます。分野によっても言語によっても状況が異なりますので、これが正解、と言えるやり方はないでしょう。それでも、最低限、上に書いた2点は、各自が考えておくべき基本的なことだと思います。
これを読まれた方で、新たな業務依頼に、根拠をもって見積もりを出し、必要に応じてクライアントと契約内容を見直せる形で、新たな業務を引き受けることができた、という方が今後ひとりでもいらっしゃったら嬉しく思います。
今回は分量が多かったのですが、「分業にはしないでほしい。すべて岩田さんに対応してほしい」というリクエストがありました。このようなリクエストをいただけるような信頼関係を築くことも大切だと思います。
最後になりましたが、高い評価を受けた私の通訳音声を指導してくださった私のボイストレーナーは、平井裕子先生です。通訳者対象のボイストレーニングのご経験も豊富です。丁寧に、また的確にご指導いただき、感謝しております。ありがとうございました。