2024年春期講座の案内

ようやく桜の季節になりましたね。もうお花見は楽しまれましたか?

年が明けてからも仕事が続き、今日までブログを更新する余裕がありませんでした。ようやく一息つけるようになりましたので、まずは春期講座の案内から始めます。アンケートのまとめは今週中に順次アップします。

春期講座は4月中旬から7月末までの期間に以下の4講座を開講します。

  • 初級文法2
  • 総合講座
  • 仕事で使うインドネシア語
  • 通訳基礎1

どの講座も事前に課題があり、オンラインセッションでも講師とのやり取りがあります。受講者は積極的に取り組むことが期待されています。いずれの講座においても質問をしていただいていますが、時間に限りがありますのですべてにお答えできるわけではありません。

また、本業がインドネシア語通訳者であることから、場合によっては仕事を優先させていただくために日程変更をお願いする可能性があります。この点につきましてはご了承ください。

詳細を下記に記します。下の説明や後日アップするアンケートなどを読んでも不安な方や不明点がある方はお気軽にお問い合わせください。

初級文法2(10回講座)

2023年秋期講座とほぼ同じ内容で実施します。

進め方:
まず、e-ラーニングコンテンツが配信されますので、受講者は、文法事項や用法などを学び、練習問題に取り組みます。配信の1週間後にオンラインセッションとしてZOOMを用いて1時間半、受講者と講師の間でやり取りをします。学んだ文法や用法を応用した会話練習や質疑応答を行います。

範囲:
10回までで基語動詞、ber-動詞、meN-動詞、受動の文、命令文などを学びます。

コンテンツ学習所要時間:
範囲が広いため、自ずとコンテンツの分量も多くなります。そのため、既習者であってもコンテンツの学習所用時間として、10回とも毎回3時間程度必要とします。前日に学習するだけでは、まず間に合わないでしょう。毎日30分程度を学習時間として確保できるようにしてください。「忙しいので平日は勉強時間を捻出できない」という方にはあまりお勧めしません。

学習方法:
受講者は学習内容を理解したものとして次の学習がありますので、コンテンツをこなすだけでなく、自分でノートにまとめるなどして理解するようにしないと、だんだん苦しくなります。

音声教材もあり、ディクテーションなどもできるように工夫してありますので、丁寧に学び直したい方や丁寧に話をしたい方にはお勧めです。逆に、学生同士の軽い会話を学びたい方や、今の時点で通じているインドネシア語をキープできていれば良いという方には向いていません。

日程:
土曜日13:00-14:30(15分ほど延長の可能性あり)
4/13, 4/27, 5/11, 5/18, 6/1, 6/22, 6/29, 7/6, 7/13, 7/27

料金:
44,000円(税込)

受講条件:
●インドネシア語の基本的な文、数字、時の表現、助数詞、形容詞の用法まで学習していること。(それ以上学習していても構いません)
●一般的なパソコン操作ができること、
 パソコンでアクセスできること(タブレットは可、スマホは不可)、
 通信環境が良い場所でアクセスできること

不明点などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

総合講座(10回講座)

こちらは恒例の講座です。コンパス紙を中心に約300ワードほどの記事を読みます。

進め方:
e-ラーニングコンテンツとして、課題となる文章(マテリアル)が配信されます。受講者は事前にマテリアルを読み、自力で学習します。1週間後のオンラインセッションで、自分の理解が正しかったのか確認します。

学習方法:
語彙と意味のリストはありますが、受講者自身も単語調べをしないと内容を理解することは難しいと思います。また、音声教材があるので、耳で聞いて理解する、発声用の教材にするなど活用してください。そして、一番時間を割いてほしいのが、単語が何にかかっているのか、なぜその単語を使っているのか考えながら本文を読み進めることです。最終的には日本語にしてください。

内容:
2023年秋期講座では受講者数が少なかったため、インドネシア語作文の時間を多めにとることができました。今回は作文の代わりに、マテリアルを日本語にする際に気を付けることを、これまでより丁寧に説明します。

日本語にする際には、インドネシア語を正しく理解できていることと、日本語を適切に運用することのどちらの力も必要となります。翻訳の勉強とは異なるため、翻訳方法を学ぶ場ではありません。原文の意味がきちんと理解できているのか確認するうえで大切なプロセスを学ぶ場だと考えています。

教えてもらうことをメモするだけでは身につきませんので、時間をかけて事前学習をしてください。

所用学習時間:
基礎力によって異なりますが、1回につき2ー3時間は必要だと思います。コンパスの記事を読み慣れていない、細部を丁寧に読むことをしてこなかった、適切な日本語はどのようなものか考えてこなかったという方は4ー5時間かかるかもしれません。

日程:
土曜日15:30-17:00(20分ほど延長の可能性あり)
4/13, 4/20, 4/27, 5/4, 5/18, 6/1, 6/22, 6/29, 7/13, 7/27

料金:
55,000円(税込)

受講条件:
●インドネシア語のmeN-動詞までの学習を終えているだけでなく、コンパスの記事をある程度読み慣れている人
●インドネシア語の文法をある程度しっかり学んだ人(日本の大学で1年学んだくらいの方にはやや難しいかもしれません)

仕事で使うインドネシア語(10回講座)

日本でもインドネシアでも構いませんが、通訳ではなく、仕事でインドネシア語を用いる日本人を対象にした講座です。プレゼンや指示をする際、何かを伝える際にビジネスシーンでどのように伝えるかを個別に伝えます。

よく「ビジネスでも使える、相手に失礼にならない決まり文句を教えてほしい」といわれますが、それは日本語に置き換えて考えても無理な話ですよね。日本語の表現が正しかったとしても、シチュエーションが正しくなければ、相手に誠意は伝わらないと思います。

全くインドネシア語が分からないはずの方が気の利いた表現を覚えるのであれば、場は和むかもしれませんが、ビジネスでインドネシア語を使う人がそのような考えでは、相手に対して失礼ですね。

ではどうしたらよいのでしょうか?この講座では場面を設定し、その場でどのように表現したいのか、できるだけ自分が使いそうな表現を講座内で確認します。それの何が良くて、なにが良くないのか、それはなぜなのかを説明します。

実戦的な講座ですから、各自が仕事でどのような状況を設定するかが重要です。この設定ができないと、なにが良い、なにが良くないというコメントをすることができません。ですから「どのようなことをやっているのか知りたい」という目的でのご受講はお控えください。

日程:
日曜日15:30-17:00
4/14, 4/28, 5/12, 5/19, 6/2, 6/23, 6/30, 7/14, 7/21, 7/28

料金:
65,000円(税込)

通訳基礎1(5回講座)

この講座は、現在、インドネシア語―日本語通訳者として仕事をしている方を対象としています。私の都合がつかず、今回は5回のみの実施となります。

現時点で受講者は3名いますが、最大受講者数を4名までとします。ご希望の方は、事前にレベルチェックなどをする必要がありますので、4/14までに問い合わせフォームからお問い合わせください。

日程:
日曜日10:30-12:30
4/28, 5/12, 6/2, 6/30, 7/21

料金:
68,000円(税込)

2023年秋期講座のアンケートについて

講座の目的や進め方は毎回記載していますが、受講者の受け止め方はさまざまですので、アンケート結果をまとめます。

春期講座の案内が先になってしまいましたが、2023年秋期講座のアンケート結果を1週間以内にアップします。迷われている方は、まず受講者のコメントを読んでみてください。

申し込み方法

e-決済の問題が未だ解決しておりません。明日から改めて確認いたしますので、まずは問い合わせメールにて受講の希望をお知らせください。別途、案内メールをお送りします。

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