こんなことをやっています~通訳準備1~

かつてインドネシアに滞在したことがあり、インドネシア語でコミュニケーションを取ることはできるけれど、その後はたまに機会があればインドネシア語を使うくらいという方。

簡単な新聞記事なら大体問題なく読めるけれど、自分で話すインドネシア語をブラッシュアップしたいという方。

そういう方が受講されています。

そういう方に何をしていただくか。

それは、話すために必要な引出しを増やすことです。

 

滞在経験によっては、その後、これまで接したりしていた人とは異なる地方、異なる世代の人や、異なるシチュエーションで、自分が使っていたインドネシア語をそのまま使って良いのか自信がなくなることがあります。

「インドネシアに滞在していた時は学生だったから(若かったから)あのいい方でも問題はなかった。でも、あれから月日も経ち、仕事で接するインドネシア人にもその時と同じように話すのは失礼でないのか?」という人もいます。

「聞かれれば答えられるけれど、自分から話しかけるのをためらうことはあります。どのようなシチュエーションでどのような言葉を用いるのが良いのか、もう少し分かって話をしたいです」という方もいます。

単語力には、「見て分かる、聞いて分かるレベル」と、「自分で書いたり話したりするときに使えるレベル」があります。この講座を受講されている方は、「自分で話をするときに、もう少し自信をもって、丁寧に話をすることができるようになりたい」方ですので、「自分で使えるアクティブワード」を増やす必要があります。

講座の流れ

課題:

事前にあるテーマについて課題が出ます。受講者は、課題を元にインドネシア語で文章を作成します。

当日:

各自が作成したインドネシア語を見て、他の受講者がピアレビューをします。最後に私からフィードバックをします。受講者が耳から覚えたインドネシア語や、まだ自信をもって使えない表現などを、このままでは何が不適切なのか、どのような表現がふさわしいのか、などのフィードバックをします。

テーマ別に講師が作成した語彙増強リストがあります。

また、レベルに合わせてリプロダクションやリテンションを行い、弱点は何か、何を強化すると必要としている語彙が増え、聞き取れるようになるのかなどのアドバイスを行います。

講座のポイント

意見を出し合う過程で引出しを増やすこと

各自が提出したインドネシア語の文章を見て、他のメンバーがどこを直したらよいのか意見を出し合う時間があります。その目的は、「私はこのシチュエーションではこうやって言うものだと思っていた。それで通じたし、周りもそう言っていた」という各自の経験を改めて考え直すためです。

相手との関係性にもよりますので、一概に「このシチュエーションではこういいます」と言うことはできないのですが、なんとなく理解していた単語の使い方を言語化することをきっかけとして、理解が深まり、その延長でアクティブワードになっていくことを期待しています。

講座終了時に、受講者の方から、「今まだ、脳が赤くなっています」、「『こういうことを言いたい』という時にどう言ったらよいのか分かりました」、「あっという間に時間が過ぎてしまいました」、「またこれをやってほしいです。今度はリベンジしたいです」という感想をいただいています。ひとりで勉強を進めるのが難しい、と思われる方は、一度受講をご検討ください。