受講者アンケートより~2024秋「初級文法2」

オウカンザクラ(2025年3月筆者撮影)

2024年秋「初級文法2」の特徴

2024年秋期「初級文法2」は、2024年9月から2025年2月に実施しました。

受講者は4名で、うち3名が前期からのリピーターでした。「初級文法2」は分量が多く、定着しなかったため、もう一度受講したいという流れになりました。

残りの1名は、既修者ですが、基本から学び直したいという理由で受講されました。

R.I.さん(女性)、Sさん(60代男性)、Y.Yoshiiさん(20代男性K.I.さん(20代後半女性)でした。

講座に対する期待

受講前の迷いは、全員ありませんでした。

期待は下のグラフの通りです。その他の期待としては、「実際にインドネシアで生活してみて疑問に思ったことを質問すること」、「インドネシア語と関わる機会を継続したかったこと」があげられました。

 

受講の決め手

受講の決め手は、継続して開講されたこと、ZOOMで会話練習ができ、自分の発音や自分で作った文章を確認できる、という理由があげられていました。

今回はリピーターが多く、インドネシア滞在歴が長いかたがいらっしゃったことから、初回より、会話の練習ができるようにしたいとのリクエストがありました。そのため、文法などテキストに関する質問に回答した後は会話練習を行いました。

ボキャビルについて

文法を学んでも、単語が増えなければ外国語を読んだり、話したりすることはできません。そのため、語彙増強に役立てていただけるようにQUIZLETという単語学習アプリを活用して教材を準備しています。

受講者毎に語彙増強の必要度が異なるため、それぞれのニーズに合わせて活用していただければ良いものです。

そのため、今回は活用した人が少なかったようですが、学習ツールとしては非常に有益なものです。特に通勤、通学時間がある方にはスキマ時間を有効活用できると思います。

誰にお勧め?

どのような人向けの講座か、受講者に質問してみました。

「基本的な文章は作れるものの、会話の中でどのように表現すればよいかわからない方や、とっさにインドネシア語が出てこない方にお勧め」というのは、そういうレベルの方が受講するとさまざまな疑問が解消される、という意味だと思います。これを受講したらすぐに「とっさにインドネシア語が出てくる」わけではありません。

インプットが十分でないため、自分の頭の中で文を組み立てるのに、何をどうしたら適切な文になるのか分からない方に、どのような既存の知識を活用できるのか、なぜその表現がいいのか、などの解説をするため、アハ体験につながる、という意味でしょう。

予備知識がなければ、すべてが「へえ、そうなんだ」になりますが、予備知識があっても応用できる段階にない方にちょうどいい、ということだと思います。

「仕事や生活でインドネシアに関わる方」というのは、観光で数日インドネシアに行くだけの人には内容が濃すぎるという意味だと思います。ただ、数日であっても、インドネシアの人との会話時間を充実させたい方には役に立つと思います。

「会話のレパートリーを増やす」というのも同様ですね。自分ではいつもワンパターンの話し方しかできないという方が、他の表現や、ほかの話題を展開するのに役に立つと思います。

「初級1」の受講者が続きとして、というのは、内容が「初級1」の続きの内容になっているためです。「初級1」で学んだことを土台とした練習問題があります。

音声教材の活用について

e-ラーニングに対するイメージは、人それぞれだと思いますが、私の教材ではインタラクティブな学びになるような工夫をしています。

その中のひとつに音声教材があります。音声教材の活用方法については、音を聞く「リスニング」として、単語を覚える際に、音からも覚える、何度も聞く、など活用していただいたようです。

ダウンロードもでき、速度変更も可能なため、WiFi環境にない人にも、音声が速すぎて聞き取れないという方にも、それぞれの環境やペースで学習しやすいものになっています。

講座の改善点、良かった点

改善点、良かった点などを質問しました。

いずれの意見もその通りだと思います。他の個所に記載されていた意見に、10回のうちの真ん中でまとめがあるといい、というものもありました。要点をまとめたスライドやミニクイズというのも主旨は同じだと考えています。今後の課題にします。

会話練習については、今回の方法が会話力を向上させるのに良いと考えていました。実際にそれはそうだと思いますが、受講者のタイプによってはやり方を少し工夫できるかもしれない、と思うようになりました。次回以降に反映させられるようにしたいと考えています。

最後に

時間がかかった割には、あっさりとまとめてしまったかもしれません。

今回は提示しませんでしたが、学習時間は予習に1~3時間、復習に1~2時間程度でした。

語学は、学んでいる間は学んでいる時の楽しさがあると思います。使えるようになったら、今度は「通じる」楽しさがあると思います。その間には「文法」を確認したり、「語彙」を増やしたり、というプロセスがあると定着しやすくなります。

すぐには成果を感じられなくても、必ず後で、「あそこでやった、あれがここにつながるのか!」と思えるような瞬間が訪れるでしょう。

また、皆さんと一緒に学べる機会を楽しみにしています。

春期講座では、「初級文法1」(名称を「初級講座1」から変更しました)のみの開講となります。文法を1から学びたい方、復習したい方、あまりしっかり文法を勉強してこなかったと感じる方にお勧めです。分量は多めですが、ZOOMセッションで顔を合わせることを楽しみにして、コンテンツに取り組んでいただけたらと思います。

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