受講者アンケートより~2025春「仕事で使うインドネシア語」By 岩田 晶子 / 2025-08-26 「仕事で使うインドネシア語」 「仕事で使うインドネシア語」の春期講座は、2025年4月~2025年8月に実施しました。受講者は、インドネシア駐在員(50代)とMさま(30代)と魚躬圭裕さま(会社員、男性、30代)の3名でした。このうち、新規の受講者が1名いらっしゃいました。 受講理由と期待 受講理由は以下の通りでした。インドネシア駐在中のため、仕事で使うインドネシア語を習得したい業務で使うインドネシア語力を向上させたい自分のレベルアップに必要な内容を学習できるどのような期待を抱いていたのでしょうか?会社のスタッフやお客様とうまくコミュニケーションできるようになりたい業務内でうまく伝えられなかった内容を確認、伝えた内容が正しく伝えられていたかの確認暗記ではなく、状況や文脈に応じて適切な表現を選択する力を身につけることでした。この講座を通じて具体的に解決したい課題があったことがわかりました。 状況設定の重要さ これは、受講者各自に講座内での狙いを確認したいと思った設問です。適切に伝わっていたことが分かり、良かったです。一番シンプルにいうと、ここにありますが「いつ、どんなタイミングでどんな関係の方に伝えるかによって使う単語や伝え方が変わってくるため」です。インドネシア語の難しさのひとつがこの点だと考えています。基本的な文法や文型、単語の使い方を学んでも、いざ運用する段階になると、何をどのように使ったらよいのか判断がつかない、ということがよくあります。日常会話であれば悩むようなことはないのですが、仕事で使う方は伝えたいことを適切に伝えたいですよね。そのために何をどう考えたらいいのかを一緒に考える時間にしています。 他者からの学び 自分が言いたいことをインドネシア語で言おうとしても、いつも同じ表現になってしまったり、他の表現が思いつかなかったりしがちです。他の方の視点を借りることで別の発想を持つことや、下の回答にあるように、「文法や言葉の用法に関する他の参加者の質問から学ぶ」ことができます。また、3番目の方が回答されているように、ひとつの状況設定をそれぞれが考えた場面展開を共有するため、自分では考えつかなかった別の状況に対して自分はどう言うだろうかと考えることで、考えるきっかけが増えます。お互いにそのようにして他の参加者から学ぶことができるのは、独学にはない魅力だと思います。 どのような人に向いている講座? これは実践的な講座です。適切な解答ばかりでした。仕事でインドネシア人と一緒に仕事をする方インドネシア人の研修生を日本で受け入れる仕事に従事している方インドネシア語を使って仕事をしている方実践的なインドネシア語を学びたい方教科書通りの表現ではなく、自分の言葉で表現したい方自分の表現に自信を持てない方 受講前と受講後 受講前と受講後の、インドネシア語の表現に関する意識の変化について質問しました。いい回答をしてくださいましたが、一部白塗りにさせていただきました。これは、私は重要だと考えているのですが、もう少し分かりやすく説明できるようになるのではないかと考えている途中のものです。いつか、別の形で共有できればと思っております。熟語をノートに書き留める言葉の使い方に気を付けるようになった辞書を複数確認する単語ではなくフレーズを意識するみなさん、素晴らしいです!嬉しいですね。このような行動の変化があると、確実に自分でもアウトプットに違いを感じられると思います。 良い点&他にはない魅力 回答にある良い点と他にはない魅力をまとめます。良い点:自分の仕事に置き換えて課題解決を考えることができ、業務で応用できたこと課題の状況設定は、誰もが一度は遭遇したことがあるようなところ課題の状況設定のバラエティが豊富 他にはない魅力:仕事で使うインドネシア語を学習できるところ一辺倒な表現ではなく、受講者各自の立場や肩書、相手との関係性を加味した表現を学べるところ狙いが伝わっていてとても嬉しい回答でした。実際に業務で応用できたというのは、効果を実感できたということですね。そして、状況に適した表現を学ぶことができるということが伝わってきました。 2025年秋講座は、、、 この「仕事で使うインドネシア語」講座は秋期も開講予定です。具体的な日程が決まりましたら、案内を書きます。早ければ9/21開講です。曜日は日曜日になります。興味のある方は、こちらからご連絡ください。