受講者アンケートより~2023秋「仕事で使うインドネシア語」

2023秋「仕事で使うインドネシア語」の特徴

この講座は、インドネシアで仕事をしている、そして、することになった若い日本人のリクエストに応じて開講しました。インドネシア語を独学で学んだり、学ぶ機会があった方で、仕事でも使う機会がある方を対象にしました。

受講者は3名になる予定で開講しましたが、実際には、魚躬 圭裕様(会社員、20代、男性)とO様(会社員、インドネシア勤務、20代)のお2人になりました。

2名ということで、各自の質問に丁寧に答える時間もあり、またピアレビューのような形で互いに学びあうこともでき、とても充実していたのではないでしょうか。

受講の決め手&期待

2名とも、2023年春講座で「総合講座」を受講していました。その頃に(元)受講者で今はインドネシアで仕事をされている方や、今後インドネシアに赴任予定の方などとオンライン懇親会を開催し、このような講座のリクエストがありました。

そのため、どのような講座になるかについては、ある程度予想がついていたと思います。

課題作成時間

この講座では、事前に設定されたテーマに基づいて課題を提出してもらいました。その作成にかかった時間です。ひとりは1時間程度、もうひとりは1時間の時も1時間半の時もあった、という意味です。

復習時間

講座内で指摘された内容をもとに、各自が発展的に考えることができるように進めていました。

そのため、単語を覚えるとか、紙に書くとかいうような学習というよりは、各自が日々の業務の中で、こういうことが大事なんだな、と気がつく時間が増えたのではないかと考えています。

講座内容について

2024春期講座の案内にも書きましたが、どこでも使えるような便利な表現ではなく、どのような場面で何を伝えたいのかを掘り下げました。

伝えたい内容や目的によって適切な言い方や表現は異なります。なぜそのように変えると良いのかという説明を聞くことで、次回からの判断基準が増えると思います。

この講座に限らず、質問はありませんか?と尋ねると、社会人として恥ずかしくないようにという意味で「失礼にならない言い方を教えてほしい」といわれることが良くあります。確かに仕事の場面では使えない表現もありますが、それも状況や時代、話す人の年代によっても異なりますね。

同じ社内の同じ部署の年齢が近い人に伝えるのか、サプライヤーに新商品の説明をするのか、それとも親子ほど年の離れた若い人に指導するのか、状況によって「失礼になる、ならない」の範囲は異なりますね。また、それほど気にしなくていい表現もあると思います。だからこそ、どのような場面で何をどのように伝えたいのかを確認しました。

お勧めの対象と意識の変化

どのような方にお勧めの講座か、尋ねてみました。

私が説明していることを読むと、対象者が限定的に感じるかもしれません。受講者が増えるよう、ハードルを低く、間口を広く書けばいいのですが、それが苦手で、ついつい熱く狙いを語ってしまいます。この講座が気になる方は下の意見をじっくり読んでください。

新鮮なフィードバック

とても新鮮な回答がありました。

講師として嬉しい具体的なコメントが多かったのですが、その中でもとりわけ嬉しかったのが「講師や他の受講者とともにディスカッションすることができたことが大きな財産」という部分です。

受講者が2人と少なかったことも幸いしていますが、「自分自身が議論に参加していることそのものが財産」という考えは、学びの本質のひとつだと考えているので、このコメントは嬉しかったです。

仕事の姿勢や考え方については、これまでの通訳経験の中で学ぶことが多くありましたのでお伝えしました。通訳としての仕事というだけでなく、通訳として関わった仕事で学んだことも多くあります。

2024年春「仕事で使うインドネシア語」

上に書いてあることを読んで検討してください。不安な方はお問い合わせください。

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