受講者アンケートから~読解講座_2021年秋~

おかげさまで、オンライン・レッスン10回講座の「読解講座」は12月11日に最終回を迎えました。

受講者の皆様に支えられて講座を無事に開催することができましたことを、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

受講者の方はリピーターの以下の3名でした。
上 博文 会社員50代、会社員女性50代、主婦60代女性

今回は受講者が少なかったため、受講者の顔を思い浮かべながらマテリアルを準備することができました。アンケートの回答が届きましたので、こちらにて一部紹介いたします。

伸ばしたい力は?

受講者は、「読解力」の向上を期待するほか、「長文に出てくるmeN動詞を理解する」、「文章の中で単語を覚えたい」などと思われたそうです。

私は、単語は文章の中で覚えるのが一番良いと常々考えています。もちろん、あるカテゴリーの単語を一度に覚えるようなことも必要です。例えば、果物の名称、基本的な形容詞など初級者はカテゴリーごとにまとめて単語を暗記することが必要になります。しかし、ある程度の文章が読めるようになった方々には、文の流れの中で単語を改めて見直すことで、その用法やニュアンスなどを引き出しに入れていくという作業が不可欠だと思っています。

インドネシアに滞在中にはインドネシア語を流暢に話すことができたので「インドネシア語ができる」と思っていたけれど、帰国して改めて落ち着いて勉強してみると「インドネシアにいた時は、もっとできていた気がする」という方は、単語を改めて見直す時間が必要な方ではないかと思います。ひとりで読んでいると読み流してしまう単語を、一緒に学ぶことで大事な単語を読み飛ばさないようになると思いますので、この回答を見てとても嬉しく思いました。

実際に、受講者は特に「読解力」について伸びを感じられていました。

受講の決め手

下のような考えから受講を決めてくださったとのことです。ありがとうございました。

課題の印象

マテリアルは300ワードから500ワード程度の分量です。今回は受講者が少なかったため、顔を思い浮かべながらマテリアルを選ぶことができました。

また、今回はお試しで、講師が読み上げた音源を3回分準備しました。それについて、「リスニングの勉強になるだけでなく、読みの練習をしていて難しいときに、音声があると助かります。先生の負担にならなければ、毎回欲しいです」、「基本、欲しい。勉強する時間をたっぷり取れれば10回欲しいが今の生活では無理そう。他の人に合わせます」、「3-4回分で十分」などの意見が寄せられました。全体としては、音源は4~5回分くらいが今回の受講生にはちょうどちょうどよい分量のようです。

仕事をしながら勉強する際には、ペース配分は重要です。今回の受講者の毎回の学習時間は平均2時間半以上でした。毎日学習時間を確保できる方と、週末にまとめて学習される方がいらっしゃると思いますが、語学の学習時間としては望ましい時間です。これより少ないと、語学力をキープできるかどうか、というところだと思います。

改善点

ざっくりとご意見をお伺いしました。

2022年春講座で開講を予定している「総合講座」では分量を少し少なめにしようと思ったきっかけは、このご意見です。これまでにも読解講座では、敢えて長めのマテリアルを準備することがありました。それは、「そろそろ自信をもって自分なりの考えで読み進めていく心づもりができましたか?」という気持ちがあったからです。

解説は学習者にとってありがたいものではあると思うのですが、正解や解説があることで安心してしまうのでなく、自分なりの考えで読み進めていく難しさや面白さも感じていただきたいと考えています。

ただ、このご意見を拝読し、インドネシア語は学習教材がまだまだ少ないので、学びの道筋を示してもらう方が学習のモチベーションを保ちやすい、ということだと理解しました。そこで、「総合講座」では分量が長くなり過ぎないようにし、アウトプットとして作文の練習を組み込むことにします。

 

受講者の皆さま、お忙しいなか丁寧にご回答くださり、ありがとうございました。

2022年春期講座では、「読解講座」のレベルで「総合クラス」を開講します。読解講座よりやや少なめの分量で、作文も加えることで「アウトプット」も含めます。

私はある程度の分量を読みこなす力をつけるには、まとまった分量を読むのが一番近道だと考えています。今もその考えに変わりはありませんが、受講者の立場を想像すると、「学習しやすい形」というのがあるように思います。「総合クラス」では、受講者が学習しやすい形、復習しやすい形でマテリアルを準備いたしますので、ご興味のある方は3月のお知らせをお待ちください。