受講者アンケートから~通訳準備2~

おかげさまで、オンライン・レッスン10回講座のうち「通訳準備2」は12月26日に最終回を迎えました。

受講者の皆様に支えられて無事に講座を開催できましたことを、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

「通訳準備2」では、「会話では、話は大体伝わっている」という状態からの脱却を目指しました。「大体伝わっている」という段階の次は「より丁寧に/より正確に伝える」といって差し支えないと思いますが、「より丁寧に/正確に伝える」ことができるようになるまでには、かなりの勉強量が求められます。そして、独学ではなかなか脱却することができません。インドネシア滞在歴が長いからといって、必ずしも「より丁寧に/正確に伝える」力を習得しているとは限りません。また、それぞれのそれまでの学習歴によっても求められる勉強方法や内容が異なります。

この講座では、より丁寧な表現や文章を聞き取ったり、読んだり、書いたり、話したりすることができるようになることを目標にしていました。今回は音声教材を用い、作文や音読を課題にしました。今回は、お2人のご要望も反映し、逐次通訳を学ぶというよりは、インドネシア語でより適切に表現するためには何をどのように考えたらよいのか、に重点を置いた内容となりました。

受講者の方よりアンケートの回答が届きましたので、こちらにて一部紹介いたします。

受講者は2名でした。今回は、お2人のインドネシア滞在歴、学習歴等が似通っていたため、2名でしたが開講いたしました。

迷い

受講者の方は2人とも迷いはなく、この講座を受講されました。受講者のうち1名は、仕事の関係でインドネシア渡航が決まっていました。(受講2回目で渡航されました。)

どの力を伸ばしたい?

話す力、聞く力、書く力、読む力、丁寧に表現する力、meN-動詞を使える力、場面に合った単語を選ぶ、単語力のうち、「丁寧に表現する力」と「聞く力」を伸ばしたいとの思いからこの講座に参加されました。(回答は1つのみ)

どの力が伸びたのか?

上記の「伸ばしたい力」はひとつしか選択できませんでしたが、それぞれの力について各自が伸びをどの程度感じたのかは、こちらでご確認ください。

同じ講座を受講されていても、また、お2人のインドネシア滞在歴や学習歴が似通っていても、それぞれの得意不得意によって伸びの感じ方はそれぞれに異なります。また、仕事で必要とされる言語がインドネシア語か日本語かによっても必要な力も異なると思われますが、それでも「書く力」と「場面に合った単語を選ぶ力」は、お2人とも伸びを感じたことが分かります。

課題についての印象

テーマに沿った課題が出され、各自が事前に取り組みました。

全体的な感想

受講者の皆さま、お忙しいなか丁寧にご回答くださり、ありがとうございました。

グラフが見にくいなどの理由で掲載しませんが、課題に平均1.5~2.5時間かけたこと、課題の分量はちょうど良かったこと、非常に意欲的に取り組んだこと、受講して振り返ると内容に対する受講料は妥当か安いと感じられたことが分かりました。

いかがでしたか?

次回は、2022年4月から10回講座で「通訳準備1」の開講を予定しております。

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